YOUCAN LIFE

25歳、自由人

47.空白の2ヶ月(本編)

中抜けのあいだ暇だけど、お金ないし行くとことないし。

ということで図書館でたくさん本を借りて読む!読みました。

 

 

 *満願

その前にブックオフ行ったら、本店限定で行った日に20%OFFとかで所持金で2冊買えた。

 

満願 (新潮文庫)

満願 (新潮文庫)

 

満願!

米澤穂信さんの本。

これ、「このミステリーがすごい」とかで話題になってた、単行本で平積みされてたときに本屋さんで見てて、いつか読んでみたいと思ってたんだけど、久しぶりに出会ったら文庫本になってるしブックオフで安く買えるし。

時は確実に流れているんですね〜

 

次の日休みとかで、出かける用もないし、と思って家でゆっくり読むつもりで買ったのに、買ったその日に一気読みしてしまいましたとさ。

 

めっちゃくっちゃ面白かった!

家帰ってきて即お母さんに読ませた!笑

そしたらこれドラマ化もしたそうで。

私が好きな話はドラマ化してなかった。(豆南の一番怖いやつ)

あの人(感染症にかかる人)が西島さんなのはびっくり。そんなにイケメンだったの!?笑

 

短編集だから1話が長くないのによくこんなに詰め込んで起承転結できること!

やっぱり米澤穂信さんすごいんだな〜

私は『ボトルネック』の思い出が強いけど。(東尋坊の話で、結末嫌すぎて本投げたくなるやつ)

 

手元にあるのでいつでも読み返せる〜

私の好きな本の仲間入り♡

あたりが私の好きな一群の本たちですかね。

これに並ぶくらい良かったです。

 

 *1ポンドの悲しみ

1ポンドの悲しみ (集英社文庫)

1ポンドの悲しみ (集英社文庫)

  • 作者:石田 衣良
  • 発売日: 2007/05/18
  • メディア: 文庫
 

これも買ったんだけど、これはいまいち。

私に恋愛経験がないからかな。

主人公が30代が多かったからかな。

あんまり共感がなかった。

唯一、結婚して旦那さんがいる花屋さんで働いてる女の人が、いつもお客さんで来る男の人とどうにかなりそうな雰囲気で、でも休みの日に1回だけ会って井の頭公園一周だけして、その男の人もどこかに赴任するとかでそれきりの関係っていう話は良かったな。

どうにかなっちゃわなくて良かった。

旦那さんからあんまり愛を感じなくなっちゃってても、どうにかなっちゃわなくて良かった。

 

 *金継ぎの家

ここからどどーんと図書館で借りた本。

文庫本が少なくて、単行本の間に挟まってる形で並んでたから、文庫本だけ(もちろん面白そうなの)を取っていったらこんな感じになった。

だから知らない人とかも探検してみてる。

 

金継ぎの家 あたたかなしずくたち (幻冬舎文庫)
 

Twitterで金継ぎしてる人がいて、そんな技術があるんだな〜って思ってたところ。

金継ぎの仕方がよくわかった。小説だけどね。

その話自体はまぁ、いいんじゃない?って感じ。

話し手が変わるときに、同じ出来事を同じ言葉でしか説明しないなら2回は書かなくていいよ!この出来事をこっちの目線で見たら本当はこうだったんだよ、とかのときだけ書いたらいいんだよ、同じ出来事は、みたいなね。

 

美容室(1,000円カット)の待ち時間長すぎてそこで一気に読んだ。

 

 *箱庭図書館

箱庭図書館 (集英社文庫)

箱庭図書館 (集英社文庫)

  • 作者:乙一
  • 発売日: 2013/11/20
  • メディア: 文庫
 

何かの企画で、読者からネタ集めてそれをリメイクした作品集みたいな。

だからこれは乙一さんの作品ではないのでは?みたいな声もあるとかないとか。

まあ私は書き手ではないからそういうこと何も思わないけど、これは乙一の作風ではないんだな〜とは思った。

コンビニ強盗の強引な結末と、子どもの王国のファンタジー味と最後の雪の中のパラレルワールドが印象的だった。あとはお姉ちゃんと弟の話か。お姉さん(名前は忘れた)がどの話にも登場するキーパーソン的存在なんだけど、それにしては登場の仕方に無理がある気がする…。

 

 *凍りのクジラ

凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)

  • 作者:辻村 深月
  • 発売日: 2008/11/14
  • メディア: 文庫
 

ドラえもん

SF…SF……………

ドラえもんのSFが「ちょっとふしぎな」なのは、星野源さんの曲で知ってた。

とても不思議な話…だったな…

凍りのクジラっていうより、ドラえもんの話。

この本辻村深月作品の中で結構人気らしい。

怖かったらどうしよう、と思ったけど怖い話ではなかった。

私は『ツナグ』が好きです。

 

 *仮面病棟

仮面病棟 (実業之日本社文庫)

仮面病棟 (実業之日本社文庫)

 

映画化する原作が、普通に図書館で借りられるって!さすが田舎!笑

たまたま見つけたから借りて読んでみたら、面白かった!

借りてきた中でこれが一番だったな。

1番最初に読んだ本だけど。

シチュエーションはありきたりなクローズドミステリーだけど、やっぱり犯人に見当つかなかったな〜登場人物少ないのにさ!

話が面白いから映画も酷評はされないだろうな。役者の演技次第ではあるだろうけど。(観に行くまではしない)

 

 *虹の岬の喫茶店

虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)

虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)

  • 作者:森沢 明夫
  • 発売日: 2013/11/14
  • メディア: 文庫
 

心あたたまる、平和な、ほのぼのした話が読みたかったんだけど、ある意味合ってるんだけど。

逆に刺激がなさすぎる。日常すぎる。

岬に喫茶店があって、お客さんが来て、恩返してくれたり、その周辺の人たちのそれぞれのバックボーンがあったり。

そりゃそうでしょ。

現実からかけ離れすぎてたらついていけないんだけど、あまりにも現実にありそうすぎると、現実から離れて本の世界に浸ってる感傷がないっていうか。

まぁタダで読めた本だし、暇つぶしにもなったからいっか。

 

 *真夜中のパン屋さん

真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ (ポプラ文庫)
 

これシリーズものっぽくて、副題が「午前0時の〜」から始まって「午前何時の〜」って本が並んでて、1冊借りて面白かったら続き読もうって思ったけど、ついぞ続きを読むことはありませんでした…。

まぁこれも平凡っちゃ平凡かな。

なんか親が良いとか悪いとか、恵まれてるとか恵まれてないとか、幸せとか不幸せとか、境遇が極端すぎる。

現実はそんな端にいる人なんかほんの一握りだって。だから共感できない。

上みたいに、あまりにも現実すぎても微妙なんだけどね。好みを説明するの難しいね。

 

 *心がほどける小さな旅

心がほどける小さな旅 (幻冬舎文庫)

心がほどける小さな旅 (幻冬舎文庫)

  • 作者:益田 ミリ
  • 発売日: 2016/04/12
  • メディア: 文庫
 

益田ミリさんの旅本はね、そりゃもう良いですよ。読まなくてもわかる。ちゃんと読んだけど。

そんな大金かけなくても、長期間じゃなくても、一つ目的を決めてちょこっと旅に出る。

いいよね、それでいいよね!それがいいよね!

旅の心得も載ってたから参考にしよ〜

 

 *東京の市場さんぽ

東京の市場さんぽ

東京の市場さんぽ

  • 作者:柴山 ミカ
  • 発売日: 2019/09/10
  • メディア: 単行本
 

本屋さんで見かけて暇があったらパラパラ見たいと思ってた本が!図書館に!

これは結構良かった!

 

東京でもあちこちに市場出てるらしい。

知らないことがたくさんあるな〜

おさんぽ行ってみなくちゃ!

 

休みの日に朝早く起きて、お昼頃帰ってきてお昼寝してもいいもんね!

 

また行ってみたらレポ書こう。

 

 *d design travel CHIBA

d design travel CHIBA

d design travel CHIBA

  • 発売日: 2018/03/02
  • メディア: 単行本
 

せっかくなので千葉のこと知ろうと思って。

このd design travelは高知本を買って知って、全国のあるっぽい。(全部揃ってるのかな?)

 

千葉もいいところ!

切り取る視点(人、モノ)がいいな〜と思う。

こんなふうに外から見て上辺を掬って良いように見えるところまで体験できたら、私はそれで幸せなんだよな。

こうやって本に紹介されるようなところに行って、ごはん食べたり体験したり。

そうやって外に向かってるところだけ知れれば、誰かに何かを語れるくらいすべてを知った気になれるんだから。

私の経験が失敗だったと、一言で片付けて闇に葬りたくない?葬らなくてもいい、と思うけど、これをどう生かすか、何を考えるかは重要だなって。

自分でモノを生み出せないなら、どこかに落とせるだけのお金を稼がないと。私はサービスを買うことでしか幸せを得られないから。

私は私ができることでサービスを与えてお金を得る。その方法が見つけられないから困ってるんだよな〜

 

そんなことを考えたり考えなかったりした。

 

ところで、このd&departmentのお店が全国にあるらしい。行ってみたい!!

 

 *図書館の本の返却方法

図書館に本を返す日が休館日だったから、返却ポストに返そうと思ったら、ポストがめちゃくちゃ斬新だった。

 

外から中が見えて、本をポストに入れると滑り落ちて中にあるソファにバサって落ちる仕組み。

「ポスト」ってどこを指してるのかと思ったら、ソファの上に散らばってる本たちがポストに入れられたやつらだった。

本がかわいそう…

本を扱う場所でこの扱いはないでしょう…

と思った出来事だった。

 

 *4月5日まで休館

本当コロナのパニクりがすごい。

学校も休校だし(卒業式もできずかわいそう)、そうなると図書館も休み。4月5日まで!長!休みすぎ!お金ないやつの救世主〜〜!!

 

外に出ないのは花粉もあるけど、何か不用意に外出して万一にウイルス貰っちゃったらね、って思うから…。

マスクもずっと品切れだし。

ティッシュとかトイレットペーパーとか。

買い占めすごいな〜

 

 *月光

番外編。

こんな日々で暇を持て余してるから、家に積読してあった本読んだ。

 

月光 (中公文庫)

月光 (中公文庫)

  • 作者:誉田 哲也
  • 発売日: 2013/04/23
  • メディア: 文庫
 

これ本屋さんで買ったやつじゃなかったかな…

何でこれ買ったんだろう…?

 

高校教師と女子生徒が不倫して愛し合っていたドロドロの話でした。

誰にも薦められないし要らない。

 

 *おわり!

最後後味悪くなっちゃったけど、3編書き終わった!

記録おわり!

 

TVerでドラマがいっぱい配信されてるから観なくっちゃ!

14才の母とかmotherとかアンナチュラルとか逃げ恥とか貧乏男子とか空飛ぶ広報室とかコウノドリとか獣になれない私たちとかとか。

大変だわあ〜〜〜(嬉)