YOUCAN LIFE

25歳、自由人

26.わが家のクリスマス

 

 *クリスマスパーティー

毎年うちでは、家族でクリスマスパーティーをする。

夕飯はチキンにお寿司にピザにサンドイッチ。

色鮮やかな豪華料理が食卓に並ぶ。

f:id:y_can56525:20191223001813j:image

f:id:y_can56525:20191223001838j:image

 

シャンパンを飲んで、ケーキも食べて。

f:id:y_can56525:20191223001945j:image

 

 *プレゼント交換

メインイベントはプレゼント交換。

f:id:y_can56525:20191223002013j:image

12月に入ったら家族みんなの名前を書いたくじでくじ引きをする。

その人にプレゼントを買って、クリスマスパーティーの日までにクリスマスツリーの下に置いておく。

それを当日にみんなで開ける。

 

 *ルール

今年から2人の人にあげるルールに変更。

予算は総額2,000円以内。

1人につき500円以上。

 

楽しそうでしょ。

楽しい、はずなんだよ。本当は。

 

 *変遷

私が小学校低学年のときは、ご多分に漏れず、サンタさんに手紙を書いてお母さんに渡したら、お母さんがポストに出してくれて、クリスマスの日の朝、枕元にプレゼントが置いてあった。

同じマンションに住んでいた子がポケモンゲームで遊んでいて、たまに貸してもらって遊んだりしていて、私もゲーム機が欲しかった。だからサンタさんへの手紙に書いたところ、お母さんに「サンタさん、ゲームは無理みたい」と言われて、肩掛けのピンクのカバンとその中にシールが入っていた。当時はそれで嬉しかったけれど。

 

私が小4のときに、父の仕事の都合で家族みんなでオーストラリアに引っ越した。

オーストラリアは季節が逆だから、サンタさんはサーフィンに乗って来て(家に煙突があったけどサンタさんはそこから来てはいなかったんだな。今になって思うけど。)、プレゼントはクリスマスツリーの下に置いてあるシステムに変わった。

1年後に日本に帰ってきて以来、そのシステムがずっと採用されている。

 

そして10年くらい前から、このプレゼント交換方式になった。

予算が100円、500円の時代を経て、1人に対して1,000円から今年のルールに変わった。

 

 *好みなんてもうわからない

もうみんな歳を重ねて大人になって、同じ家で暮らしていても各々の生活をしている。

家族でも、一人一人違うことは当たり前で、それはいつしか違う生き物のようにすら思えてしまう。

 

何が言いたいかって、好みなんてもうわからないってこと。

 

それでも家族だから、もらったものに対して大げさに喜んだりはしない。気は遣わない。家族だから。

自分がもらったプレゼントを、誰がくれたかは発表しない。だから自分があげたものを見たその人の反応はありありと分かる。

 

私はまた失敗しちゃったのかな。

もっと無難なものにすればよかったかな。

私の好みに寄せすぎてしまったかな。

「何でこれをくれようと思ったかわからない」

説明できないからね。サンタは明かせないから。

 

満を辞して選んで包んだプレゼントの反応がこれ。

 

もう1つは、1回買ったけど考え直して買いなおした。

反応は悪くなかったけど、私がたくさん考えたあの時間は何だったんだろうな。

 

その人のことを考えすぎるあまり、奇をてらいすぎてしまうのかもしれない。

みんなが考えそうなこと、この時期にたくさん売っていそうなもの、毎年同じようなプレゼントが並ぶこと。私がそれら以外のものにしたいと思う気持ちが強すぎるのだろうか。

 

 *中学生のときの話

中学のとき、私はクラスの女子の誕生日全員分を覚えて、みんなに誕生日プレゼントを渡していた。その子のことを考えてプレゼントを選ぶ時間は楽しかった。

 

仲良くしていた子が、色付きのシャーペンの芯にハマっていて、それをプレゼントしたいあまり、父に銀座の伊東屋に連れていってもらった。初めての銀座だった。お昼には初めて五右衛門パスタを食べた。

 

学校でその子にプレゼントを渡したら、「こんなのくれなくて良かったのに」と言われてごみ箱に捨てられた。

 

この話はきっと私の被害妄想が交じっているのだけれど、私はこれを機に全員の誕生日を覚えてプレゼントをあげることをやめた。そういうの独りよがりって言うんだな、って、ただの自己満だったんだって知ったから。

 

 *自己満自己中

大学生のとき、バイトの先輩に言われた。

お前に1番似合う言葉は、自己満と自己中だって。

 

 *変われない

私が正しいと思っていることは、みんなも正しいと思うべき。

学校の掃除の時間に「男子ちゃんとやってよ」と言う人間だった私は、歳を重ねてもそれを口に出さなくなっただけで、根本が変わらない。

 

 *分からない

自分がされて嫌なことは人にしない。

それは良いけれど、自分がされて嬉しいことを人も同じように嬉しいと感じるかはわからない。

その理屈だけは分かるようになって、でも納得ができていない。だからこんなことで気分が下がってしまうんだろうな、と思う。

 

 *やめさせてもらうわ

私が相手を想ってプレゼントを選んだ時間(相手のために費やした時間)が、相手に喜んでもらえないという報われない結果に終わってしまうなら、虚しくなってしまうから来年からはこのゲームから外させてもらおう。

 

だって何を喜んでもらえるかわからないんだもの。

いくら考えたって、もう推し量ったりできないんだよね。

受ける影響や環境が家庭以外にも増えたら、好きなものも変わるでしょう。

 

いくら報われない結果に終わったとしても、私にとっては無駄じゃなかったと思うしかないから、今までのことを後悔したり、なかったことにしたりするわけじゃない。

でも疲れちゃうから。

無理して付き合う義理もないでしょ。家族なんだから。

 

 *大人

私がいつまで経っても大人になれないことがすべての元凶。

でも大人になったフリなんてできないし。

フリができたらそれはもう大人だね。

 

 *プレゼント

ちなみに私は、あったか靴下と枕カバーと折りたたみ傘袋をもらいました。

あげたのはノートと缶バッジ(テープ)、本。

 

お母サンタからはおねだりしたものがもらえるので、今年は旅行用のリュックをもらいました。

(こんなところに毒を吐いてしまうけど、さも自分が買ってあげるみたいな言い方して、それ人が稼いできたお金じゃん。あなた何もお金生み出してないじゃん。私ずっとあなたたちしか知らなかったから理想だとか言ってたけど、それも考えようだな。いくら人と生きていこうとも、自分が生きるためのお金ぐらい自分で作ろう。そんなこと言うと今実家じゃん、誰のおかげで…とか言いそうだからお金つくったら絶対生活費払おう。)

これで国内とか海外とか旅に出るんだ〜!!

 

 *経験を積みたい2020年

あらゆる物事を判断するのに、経験値って大事。でもその経験って、自分から飛び込んでいかないと得られないものが多いから。

やりたいときに、やれるうちに、やりたいことを、やれることを。

 

一旦世間体を捨てて、経験を増やしたい。

興味のあることにしか目がいかないから、私の場合はそれが旅行。

来年は、海外と島とゲストハウスとドライブとキャンプの経験を積みたい。

 

 *残りのトピックス

12月22日のトピックス、残りは冬至M-1

胸の内を書いて思いを昇華させたかったから、クリスマスで記事1本にしました。

残りはまた次回。