YOUCAN LIFE

25歳、自由人

4.自己嫌悪にさようなら

 

 *ある休日

昨日とおとといはお布団と仲良しだった。

まあそういう日もあるさ。

 

よくそんなに寝られるよね。

まあそういう日もあるよ。

女の子のせいにしよう。

 

 *自己嫌悪

以前は自己嫌悪に陥りまくりだった。

休みの日に、目覚めたら9時10時だった日なんかもう自己嫌悪でその日1日何もできなかった。

そっちの方がもったいないけどね。

 

自分を赦すとか気楽に生きるとか、どれだけ言われても全然自分の中に入ってこなかった。

 

 *普通

私は「普通」に生きたくて、それが「幸せ」なんだと思ってた。

それしか知らなかったからだろうな。

高校に行って、大学を出て、企業に就職する。結婚して、子どもを持って、専業主婦。

 

主軸は「自分が何をやりたいか」じゃなくて、「何が普通か」だったのだと思う。

 

その普通を生きていることに、何も不満がなかった。

夢を見つけられたわけじゃなかったけど、それに対して焦りとかなかったんだろうな。

 

このまま普通に生きていけばいいと、生きていけると思っていた。

なのに、就職して、みんなと同じようにできないことが「全然楽しくない」に繋がったとき、私は会社を辞められてしまった。一人で全然知らない土地へも行けてしまった。

 

 *普通?

みんな同じ格好をして同じ方向を向いている集団とは違う世界を知って、私が縋っていた「普通」って何だろうと思った。

みんなそれぞれ自分が信じる道を歩いていて、考え方だって違う。

それを受け入れあって共存していければ、型にはまることなんて必要ないし、そもそもその型だって誰かのひとつの考えでしかないよね。

 

 *自分は自分

そうわかってから気が楽になった。

自分をやっと受け入れてあげることができた。

自分との約束は守れないこともあるし、今日はそんな気分だったんだね、とゆるしてあげればいい。

どんな休日を過ごそうと自分が選んだことだから。まわりの目を気にしすぎない。自分は自分。もっと自信持っていいんだよって。

 

そんなふうに考えが変わる転機も、人生思わぬところに転がっているもんなんだね。